東松山市高坂駅から徒歩5分にあります美容室&エステサロン
Studio Chic(スタジオ　シック）です。

前回、美容師としてすっかり当たり前！と思っていたことが、
実は、世間一般では知られていないことがたくさんあることを
書きましたが,(https://studio-chic.com/kamino-onayami-kaiketsu-1290)
その後もたくさん出てきたので、改めて書きます。

パーマが先？！カットが先？！

当サロンの場合ですが、先にカットをして、パーマを後でかけます。

例えばロングヘアの方が、ショートにカットした場合、先にカットをしてから、
パーマをかけます。・・・・当然ですよね。

カットをして、パーマをかけて、スタイルをつくっていきます。

ところが、初めから、ショートヘアの方の場合、長さにもよりますが、
ベリーショートの場合は、初めにパーマをかけて、カットをします。
なぜなら、ロットが巻けなくなってしまうからです。あらかじめ、
パーマで髪のながれ（くせづけ）を作っていきます。

とは言え、カットをしてから、パーマをかける場合も結構あります！！

先日、いつもカットをしてからパーマをかけているお客様に、
当サロンは、弱酸性のお薬（殺菌作用と収れん作用があります）を
頭皮につけて、マッサージをしてから、パーマをかけるためのロットで
髪の毛を巻いていくのですが、カットの前につけてしまったので、
“今日は、パーマを先にしますね‼”と言って先に巻いていた時、
お客様から、“だったら、切らない方が良いですかね？！”と
おっしゃったのです。
“なぜ？！”とお聞きしたら、
“パーマかけて、切ってしまうのは、もったいないから”と。

私にとっては、思いもつかなかったことでした。

パーマが先かカットが先かは、ロングヘアからショートヘアにカットする場合を
除いて、あまり関係ないことなのです（これこそが、クロウト考えでした）

パーマの後で、カットする場合は、長さを想定して、ロットを選びます。
初めから、スタイルを想定しているのです。

なので、パーマがかかっていたのに切ってしまう？？なんてことは、
極端にカットをすること以外は、問題はないのです。なぜなら、

パーマがなじむようにカットしていきます！！

しかも今のスタイルでパーマをかけるのは、ボリュームや形を出すための方が
大半なので、変わらないのです。

だからプロなの！！と言いたいのであります（笑）

カラーにしても、ただ塗っているのではありません。

頭皮の状態を必ず見ます。
当サロンは、白髪染めの場合、一般の美容室で行っているアルカリ剤を使わないので
あまり問題はないのですが、たとえば、毛先が傷んでいる方の場合は、
タンパク質を補給したり、または、全員の方に水分補給をかかせません。

髪や頭皮の状態を見ながら、塗ること、時間を見ること、加温するか、放置するかを
決めていくのです。
いつもおしゃべりしているので、そんなことをやっているとは思われていなかったの
でしょうか（笑）

もっともっと言ってしまいますと、

お顔（肌）の状態までは、要チェックなのです！！

お客様曰く、“そうだったのですね！でも美容師さん、みんながやっているとは思えませんが・・・”

近隣の美容師さんの友達はいないので、わかりませんが、少なくとも、私が関わっている
『玉樹』を取り扱っているサロンの美容師さんや、『ステップボーンカット』をなさっている
サロンの美容師さんは当然なさっているはずです！！

自分で髪を染める決め手は？！

以前、家の壁を塗ってくださった業者さんを見て、わたしもやりたい！と
思って、ペンキと道具一式を購入して、浴室とキッチンの壁を
塗ってみたことがありました。
乾いてみると塗りムラがあり、なんだか汚らしい！！しかも、ペンキが飛び散らないように
していたはずが、いっぱい飛び散っていて、悲しくなりました（涙）

その時、業者さんに、プロの仕事って、簡単に見えるんだよ。
あなたの仕事だって、同じでしょ！と言われたことがありました。

簡単そうに見えるから、皆さん、家で髪を染めたりするのですよね。

皆さん、白髪に塗ることが精一杯で、一番大切な『頭皮』のことなんて、
考えていませんよね。

頭皮につけずに白髪を染めること！これが、自宅で染める決めてですよ！！

ほとんどの方が染まらなくて、たくさん頭皮にカラーを塗ってしまいます。
髪も頭皮もボロボロになってしまいます（涙）

カットも同じです。植木のように長いところを切る！？なーんて、
あり得ません！！ただ切るだけでは、とっても古臭く、ダサーくなってしまいます。